キラリ☆サマーキャンプの開催
2018年8月3日(金)~5日(日)までの日程でキラリ☆サマーキャンプを開催しました。
○1日目
開会式では緊張した面持ちで、これから始まるキャンプに対しての不安も感じられる
小学生でしたが、その後行われたスポーツ交流ではチームビルディングの専門家の方
にご指導頂き、あっという間にチームとしてのまとまりが出てきました。
チーム内で意見を言いやすい空気を作った上で、このキャンプのチームとして挑戦したい目標を
全員が意見を出して決めました。個人の目標もあらかじめ考えてもらっているので、
子ども達はこの2つの目標へ挑戦していくことになります。
交流の後には3日間生活するスペースを体育館内にチームに分かれてダンボールで作りました。
南海トラフ地震の発生が近いといわれている中で避難所体験という形にもなり、
子ども達には非常に良い体験になったのではないでしょうか?
1日目夜にはキャンプファイヤーを行い、チームだけではなく、キャンプ参加者全員が交流でき
2日目に向けて意欲を高めることが出来たのではないかと思います。
○2日目
2日目は子ども達にとって楽しみなプログラムが盛り沢山でした。
流しそうめんのコースを自分で作ったり、線香花火を自分で作ったり。
そうめん用の器とお箸も自分で作りました。
暑い中の作業、なれない工具を使った作業となりうまく出来ない子どもや、
指を切ってしまう子どもも居ましたが、なぜうまく出来なかったのか?
を考えたり、うまく出来ている友達に教えてもらったり
それぞれ自力で完成を目指してがんばっていました。
2日目の夜には怪談がありました。
廃校の視聴覚室で聞く、学校の怪談はリアルな怖さが加わり泣いてしまう子どもも居ましたが
途中棄権する人は出ず、全員で乗り越えることが出来ました。
○3日目
3日目は朝食に寿司職人さんの指導による巻き寿司体験がありました。
節分は1年に4回あり、この時期がちょうど夏の節分になるらしく自分で巻いた太巻きを
一生懸命頬張っていました。
その後片付けと、キャンプの成果を保護者に伝える発表会となりました。
活発に意見が出るようになり、発表もステージに上がりみんなの注目を浴びる中でも、堂々と
大きな声で発表をすることが出来て、1日目からの成長を感じることが出来たのではないかと思います。
今回のキャンプでは各プログラムこの体験を突き詰めるとこういう人たちみたいになれるよ、
というメッセージをこめてそれぞれ講師をお招きしました。
磐田青年会議所メンバーにもチームについてもらい参加した子ども達が大人と触れ合う機会を
多くもち、挑戦したいことが具体的にイメージできるよう考えました。
苦手なことや、嫌いなことへの挑戦は誰でもしたくありませんが、仲間が居ればそのハードルは
一気に下がります。チームとして挑戦できる環境を作り得意なことも苦手なこともチームとして
乗り越えることが出来たと感じました。
このキャンプでの経験から、どんどん知らないことに挑戦して自分の可能性を広げていって
欲しいと思います。
[この記事のタグ]
2018-08-12